ヨンクとアウトドア

4WDとアウトドアで人生を豊かに。

新型ジムニーに1秒で取り付けできるサンシェード。

ジムニーの熱対策、どうしてますか?

梅雨が明けると猛暑の季節。

もう一つ気になるのがプライバシー。

キャンプや旅行などに出かけるときに丸見えのリアシート。

新型ジムニーはスモークが薄いので中が見えてしまいます。

私の場合は常時フラットなのでラゲッジスペースですが。

そんな暑さとプライバシーの問題を一気に解決してくれるものを愛知県のジムニー専門店、ショウワガレージさんで見つけました。

 

それはサンシェード。

商品名はレーザーシェードというそうです。

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車中泊用の完全に目隠しして吸盤で取り付けるタイプは数種類がでていますが、

あれだと走行中は中からの視界がなくなるのでいちいち外さないといけないですよね。

スモークフィルムを施工するという方法もありますが、

フィルムは傷に弱いし数年で劣化してボロボロになります。

施工工賃も高い(というか工賃で儲けるビジネスです)ですし。

 

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何かないかなーと思っていた時に見つけたのがこのサンシェード。

ガラス面がブラックのメッシュ状になっているのが特長です。

このブラックというのがミソでして、内側からは視界を遮りにくく、外からは見えにくいのです。

家用の網戸も最近は黒色がありますが、それと同じですね。

 

ちなみにこちらは外している状態。

スモークガラスとはいえ、薄めなのでけっこう見えます。

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じゃあ外からはどうなのかと。

比較写真がこちら↓

あるときー。

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ないときー。

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関西人しかわかりませんね笑。

中のペットボトル見えにくくなります。

完全に視界を遮らない「ほどよさ」がよい感じです。

ちなみに「特殊メッシュ構造」により紫外線も67.1%遮断してくれるそうです(メーカー公称値)。


取り付けも簡単。

周囲の枠にネオジウムマグネットが仕込まれており、内側からポンと貼るだけで取り付け完了。

作業時間は1秒です(笑)。

マグネット部分は布地になっており、ボディに傷がいくこともありません。

ただ枠に鉄粉がついていたりボディが汚れていると傷がつくと思います。

なのでサンシェードを地面に直接置くのは避けた方がいいかと。

 

このレーザーシェード、専用の収納袋があり、使わないときにバラバラとなることもありません。
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とはいえリアガラス用とかはでかいので、常時はりっぱでいいかとおもいます。

収納袋はクルクルとまいてリアのラゲッジボックスにポイっと。

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このラゲッジボックス、みなさん何を入れてるんでしょうね?

私は車検証とかタオルとか。

インスタで海外ユーザーが氷をぶち込んでビールを冷やしてましたが。

あれもいいなぁ笑。

 

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あと、このサンシェードの素敵なのがフィッティング。

車種別での専用設計ということで、ほんと枠にぴったりフィットします。

3Dレーザースキャンでボディを計測しているので、ガラスの端まできっちりカバーできます。

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リアガラス用なんてボディ左側のエグリまで再現しているので、左右を間違えると貼れないくらい。

このあたりは量販店で売っている汎用品には真似できない品質ですね。

 

ちなみに販売は私が購入したリア3面のほかにフロント2面と、前後合わせた5

点セットがあるそうです。

おそらくこれからのサマー&アウトドアシーズンは売り切れ必死。

在庫のあるうちに早めの購入が吉かとおもいますよ!

 

こちらはフロント2面。

こっちはリア3面セット。

これがフルセットになります!

 

 

 

エンジンの熱を逃がしてあげよう

2018年に発売された新型ジムニージムニーシエラ

発売前にはいろんなメディアが呼ばれて発表会や撮影会、試乗会があります。

その記事が雑誌やネット、テレビなどで放送されて、皆さんがディーラーで注文されるという流れです。

私もカメラマン&ライターとして呼んでいただきました。

で、その時に伺った話のなかで面白かったのがエクステリアデザイン。

 

フロントガラス横の部品をAピラーと呼ぶのですが、その下に「カウリングトップサイドパネル」という名前の四角い部品があります。

その部品に凹みがあるのをご存知でしょうか。

これ、JA型ジムニーのボンネットについていた穴がモチーフの「飾り」と思っている方も多いと思います。

 

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実はこのへこみ、本当は穴を開けて排熱ダクトとして機能させたかったのだそうです。

 そんな隠れた機能を実現したパーツが発売されたのでさっそく取り付けました。

作ったのは岩手県ジムニープロショップ、ファッドスターさん。

ちなみに同社は2018の東京オートサロンで展示されたキャタピラ付きジムニーのエアロを作ったショップさんでもあります。

 

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今回取り付けた商品は「カウリングサイドパネル」。
これとは別にもっと大きなダクトが横向きについたタイプもありました。
私は落ち着いたデザインが好きなのでこちらを選びましたが、
レーシーなスタイルが好きな方はそちらがおススメかもしれません。

 

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この商品は排熱ダクトが後ろ側にあり、走行風を効率的に逃がす設計です。
それにしても純正パネルの微妙なラインまできっちり再現しているなど、
FRPパーツ製造の高い技術力を感じられます。
塗装はボディ同色のアイボリーにしました。
なお生産ラインによって同じ色番号でも微妙に色が異なるので、
黒ゲルを買って近くの鈑金屋さんで塗装してもらう方がいいです。
私も近所の鈑金屋さんで表面処理と塗装をお願いしました。
値段は鈑金屋さんによって異なりますが、15000~30000円くらいだと思います。

 

 

ちょっとハードルが高めですが、DIYでの交換方法も紹介しておきます。

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まずワイパーとワイパーアーム下のキャップを外します。
キャップはプラスチックピンで固定されているだけなので、真上に引けば外れます。
このキャップは左右がありますが、裏に「SIDE」「CTR」と書いているのでわかりやすいです。
なおSIDEが右側、CTRが助手席側です。
またワイパーアームは長いほうが助手席側となります。

 

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次にカウリングトップアウタパネルを前から固定しているプラスチックピンを外します。
これはプラスチック製の内装はがしなどを使って外しましょう。
ドライバーだと万が一滑った時にパネルを傷つけますので。

 

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で、パネルを上に引き上げて外します。
左右のピン(各2ヶ所)と真ん中のマジックテープ(!)で固定されています。
結構気合がいる作業なので頑張りましょう。
コツは一気に力をかけること。
じわっとやるとパネルが曲がります。
勢いあまって他のパーツに当たると傷がいくのでテープで養生するといいと思います。

 

 

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これでカウリングトップアウタパネルが外れました。

 

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パネル左右の固定はサイドパネル(交換予定の部分)にプラスチックのパーツが固定されており、そのパーツに空いた穴にトップパネルの爪が刺さって固定されています。
横にねじるようにするとパネルが曲がるので、真上に力をかけて取り外してください。

 

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続いてサイドパネルを外していきます。
まず上の黒色のピンと10㎜のボルトを外します。

 

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次にドアを開けたところに見えるプラスネジを外します。

 

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これでサイドパネルを外す準備ができたのですが、作業前にマスキングテープなどで養生します。
固定が硬く力を入れないと外れないのですが、ボンネットやフェンダーにあたると傷になります。

くれぐれも注意して作業しましょう。

 

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サイドパネルは真横ではなく、少し下にねじる方向で外します。
フェンダー上のプラスチックパーツに爪が刺さっているのですが、
軽く下側にねじりつつ、横に引っ張ると外しやすいです。

 

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これでサイドパネルが外れました。

ここからはファッドスター製のサイドパネルの取り付けになります。

 

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まず純正サイドパネルについていた、トップパネル固定用のプラスチックパーツ(カウリングトップアウタサイドクリップ)を移植します。
パーツは3か所の爪で引っかかっているだけなので、爪を押すと簡単に外れます。

 

 

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先ほどのパーツを取り付けるサイドパネル側に固定します。
純正パネルよりも厚みがあるので、リューターなどで薄く削り、爪がかかる厚さにします。
なお純正パネルにはもう一つ、ガラス面との接触を保護するプロテクタが両面テープでついています。
どうしても移植したい人はつけるといいと思いますが、装着するのはFRP製なのでガラス面への保護は必要ないと思い私はつけていません。

 

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後はサイドパネルを取り付けるだけです。
製造時の工作精度が悪い商品だとここから微調整を繰り返し、
場合によっては穴を開けなおすこともあるのですが、
この商品は特に気にすることなく爪の位置を合わせて押し込むだけで取り付け可能でした。
ただし純正に比べてパネルが厚いので、サイドの爪の固定はやや力が必要です。

 

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右側も同様にクリップを移植し、はめ込みます。
クリップに爪をはめ込むと、前後左右の位置合わせを行い、ピン→ボルトの順番で固定します。
なお後ろ側のプラスネジですが、これは両面テープ固定でもいいと思います。

 

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ちなみに部品精度はこの完璧な隙間を見るとわかってもらえると思います。
純正パネルとのチリも言ってもわからないレベルでバッチリ合っています。

 

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カウリングトップアウタパネルの前側のピンや、ワイパーを固定して完成です。

 

 

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ということで完成です。

改めて見るとトップパネルとサイドパネルのプレスラインの継ぎ目なども完璧に合っています。

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造形的もかなりかっこいいですね。

 

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この排熱ダクトがこのパーツのキモになります。

最後に試走して異音やガタなどがないかを確認しましょう。
これでカウリングサイドパネルの装着完成です!
ちなみに注文時に塗装することも可能だそうすですよ。

なお「サイドカウリングパネル」はYahoo!ショッピングのファッドスター直営サイトで購入できますよ!

 

シートは良いものを使いましょう。

実はジムニーシエラを購入して最初に行ったカスタムがシート交換。

プレス試乗会や発表会では実際に座っており、決して悪い印象はなかったのですが、

ですが納車してすぐにオフロード走行をした時に、純正シートが身体に合ってなかったのか腰をひねってしまったのです。

で、こりゃいかん、ということで病院帰りに速攻でレカロを導入しました。

 

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選んだのはSR-7F GK100のブラック/シルバー。

助手席は純正のままにするつもりだったので、カラーマッチを考えてシルバーにしました。

実はJB23ジムニーでも、TD94エスクードでも、ずーっといろいろな種類のレカロを使ってきました。
他メーカーとの大きな違いはスポーツシートだけでなくメディカルシリーズという腰痛防止を主眼にしたシートも製造していること。
腰痛持ちのひとはレカロに交換すると腰痛がだいぶマシになります。

 

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今回選んだのはジムニーのテイストも考えてセミバケットと言われるスポーツシート。
SR-7Fのポイントは2つ。
まずサイドサポート(座面の横)が通常モデルより低くなっています。
サポートが高いシートを車高の高いクルマにつけると、乗降時にこのサイド部分に体重がかかりウレタンがつぶれます。

そのうちフレームがむき出しになり、最後には生地が破れます。

Fシリーズはこういったトラブルに対応したデザインとなります。
ただしデメリットとしてはホールド性が弱くなり、例えばクルマが極端に傾いたり、キツイコーナーに高速で侵入すると体が横方向にずれます。
ま、あくまでも極端な例ですが。。。

 

もう一つのポイントはセンター部分の生地がメッシュになっていること。
夏場だけでなく長時間を運転した時にレザーはもちろん、普通の生地でも汗をかいて気持ち悪い思いをしてしまうのですが、メッシュはその気持ち悪さを軽減してくれます。

ちなみに純正シートにかぶせるシートカバーの中でもレザー調のがありますね。
あれ、夏は暑いし、冬は冷たいし、身体は滑るしとあまりいい印象がありません。
決して安いものではないのでデザインに誤魔化されず、購入前によく考えた方がいいと思います。

 

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さて、ジムニーにどのレカロでもつくのかというと、実はつかないモデルが存在します。
それは普通車に比べて決して広くない車内の内張りにシートが干渉してしまうのです。
こういった情報はレカロの正規代理店で共有しているので、そういった店で買うようにしましょう。
むしろ取り付けや調整などをしっかりとしてもらえる点でも実店舗での購入がいいと思います。

ちなみにSR-7Fと新型ジムニーはギリギリ干渉しません。
しかし気を付けたい点があります。
例えばシート右側のダイヤルやピラーにギリギリで干渉しないのですが、ダイヤルが調整できるほどの隙間もありません。
ネットなどで右にしかダイヤルのないモデルを買うと泣きをみます。

 

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シートのキャッチも干渉しません。
なおシートベルトのキャッチは純正シートから外して取り付けるのですが、このキャッチがセンターコンソールの上側に来ます。
シート位置によっては小物やドリンクが取り出しにくくなる可能性があります。
というか、なります。

 

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そしてもう一つ。
こういったシートに交換すると後部座席へのアクセスが悪くなります。
特にジムニーはシートを前に倒して後部に乗り込むのですが、普通のドライビングポジションでは後席へはちょっと厳しいです。
またフラットにもならないので車中泊もできなくなります。
ですので私の場合は運転席のみをレカロにして、助手席をフラットにするようにしました。

 

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ちなみに社外シートを取り付けるにはシートレールと呼ばれるモノが必要となります。
レカロでは「ベースフレーム」という名称で発売されています。
ちなみにこのシートレール、車検に通るモノと通らないモノがあります。
そしてネットショップではこれが混在して販売されています。

車検の可否は事前に強度検査を受けて合格したレールか否かで決まります。
しかもシートとの組み合わせもセットで検査が行われるので、A社のというシートではOKでもB社のシートでは車検に通らないという場合もあります。
さらにそもそも検査を受けていないレールもあります。
もちろん、往々にしてそういったレールの方が安価で販売されています。

またネットではびっくりするほど安いシートも販売されています。
こういったシートもほぼ間違いなく車検には通りません。
検査を受けるにはコストがかかるのですが、そのコストを削って輸入業者や卸業者やショップが販売しているのです。
そのツケはドライバーや同乗者が負うことになります。
特に自動車の部品は何かあった時に命に直結します。
安物をかうなら交換しない方がマシ、と考えておきましょう。

 

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話がずれました。
シートレールですね。
レカロのベースフレームは専用設計なのでボディ、レールとも無加工で取り付け可能です。
また前後スライド機構も調整幅が大きく、背の高いドライバーにも対応できます。
さらに座面の高さを3段階で調整できるのもこのレールの特長。
真ん中の位置にすると純正シートより数ミリ高くなります。
低くしたい、という場合は下げれますが、その場合はシートレールの一部をカットする必要があります。
こういった点も含めて専門店で購入することをおススメします。

 

以下にジムニー専門店で、かつレカロ正規取扱店のお店を紹介しておきます。

ソースはレカロオートモーティブジャパンの資料から。

ジムニーワールドは取扱店一覧に載っていない店もあるのですが、全てエヌズ・ステージグループであり、全店で情報共有しているので掲載しておきます。

あと愛知のホールショットさん、兵庫のモトレージさんは総合4WDショップですがジムニーも得意なので安心してください。

ちなみに私、全てのお店に行ったことがあります笑。

 

ジムニーワールド札幌 (VNC) 北海道札幌市清田区美しが丘1条1丁目2−1  011-888-0300

クロスJ 青森県弘前市大字狼森字西元5-3 0172-87-1619

エヌズステージ盛岡 岩手県盛岡市三本柳12-19-1 019-637-3177

ジムニーワールド秋田(TOPS) 秋田市寺内三千刈473-1 018-863-3881

ジムニーワールド山形(ロッソカーズ)山形県鶴岡市荒井京田字荒田248-8 0235-24-0998

ジムニーワールド仙台南 宮城県名取市大手町5-17-17 022-796-2543

ジムニーワールド宇都宮 栃木県宇都宮市平出町3541 028-663-6688

ジムニーワールド埼玉 埼玉県桶川市加納1586 048-782-8817

ケイスリー(コンドーオート) 東京都福生市加美平1-26-6 042-553-5431

ジムニーワールド湘南 神奈川県平塚市桜ケ丘4−33 0463-31-2222

ショウワガレージ 愛知県春日井市 金ヶ口町3-9 0568-56-2311

ホールショット 愛知県春日井市 稲口町1-4-7 0568-33-4900

モトレージ 兵庫県神戸市 東灘区住吉宮町6-12-11 078-811-2884

ウィッツ 兵庫県宝塚市 安倉中1-13-10 0797-83-6633

アーネスト 香川県仲多度郡まんのう町東高篠251-2 0877-75-4217

 

 

レカロ交換後に シートベルトが身体に当たって気になる場合はこんなパーツもあります。

 

グリルを壊さない外し方

グリルを壊さない外し方を紹介しましょう。
ネット上にはいろいろな方法が出ています。
が、見る限りグリルを壊す可能性の高い方法しか出ていません。

いい加減な方法を紹介して、それを見た人がグリルを壊しても「自己責任」ではあるのですが、知らないなら出さない方が良いと思うのです。

もちろん今回の方法でも劣化や持ち方によっては壊れる可能性はあるのですが、可能性は低いほうがよくないですか?

というわけで、グリルをなるべく壊さずに外したい方は参考にしてください。

 

1、まず平らな場所に車を停め、サイドを引いて固定します。
  次にボンネットをあけます。
  外で行う場合は風の強い日は避けてください。
  ボンネットが落ちて大けがをする可能性があります。

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2、手袋をしましょう。
  メカニックグローブでもニトリルでも軍手でも結構です。
  鉄板やプラスチックのバリなどで怪我をすると結構痛いです。

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3、グリル下側の+のプラスチックパーツを90度回します。
  これを忘れるとパーツが割れます。

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4、ちなみにこれがそのパーツ番号。
  もし割れてしまったらディーラーで注文できます。 f:id:outdoorand4wd:20210706162441j:plain

 

5、ラジエター前のプラスチックピンを外します。
  まず中心のピンを真上に引きます。
  力任せにすると割れるので注意しましょう。 

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6、真ん中のピンが持ち上がったら、それをつまんで引き抜けば取れます。

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7、ウインカーのコネクタを外します。
  写真は左側です。
  ちなみにクルマの部品はシートは前方に向かって左右を判断します。
  クルマの正面から見て右側にあるウインカーは左ウインカー。
  国内向けのジムニーのハンドルは右についています。
  どこかのネットは逆に書いてました。
  ネットの情報は玉石混交です。
  外し方は真ん中のパーツを抑えて後ろに引き抜きます。

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8、こちらがウインカーのコネクタが外れた状態。
  左右ともに忘れずに外します。
  ここまでは他の情報サイトにも乗っている通りです。
  違うのはここから。

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9、グリルを正面から引っ張ってはいけません。
  特に寒い時期だとパーツが硬くなっているので割れる可能性があります。
  外し方はウインカーを後ろから押してください。

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10、別アングルから。
   ウインカーを後ろから「いちにのさん」でグッと押します。

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11、バンッと音がしてボディに刺さっているピンが抜けます。
   これでグリルの端部分が外すことができます。

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12、右側をさらに別アングルから。
   シエラはここにエアインテークのダクトが通っていて手が届きにくいのですが、
   左と同様にウインカーを後ろから押します。

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13.これで左右のグリルがはずれました。

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14、あとは真ん中のピンを外していきます。
   ヘッドライト外側と最初に外した+ピンのところをもって手前に引きます。
   ヘッドライトの真上の細くなっている部分は持たないようにしてください。

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15、こちらも別アングルから。
   グリルの上下をもって手前に引くと全体のピンが外れます。
   全部を一気に外さず、左右それぞれでやってください。
   コツは力を一気に入れること。
   じわーっと力を入れるとグリルが危険な曲がり方をします。
   1,2,3!でグッと力をかけてください。
   ただ結構力が必要なので、自信のない方は人に頼むほうがいいと思います。

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16、すべてのピンが外れたらグリルを持ちあげます。

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17、まっすぐ前方に引くと外れます。
   これでグリルを完全に外すことができました。
   なれると3分以内に外すことができます。
   なお、すべてのピンが外れ、コネクタが抜けていると力は必要ありません。
   もし引っかかりがあれば、戻してよく観察してください。
  (多くの場合はすべてのピンが抜けていないのが原因かと思います)

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18、おまけ。
   5で外したピンの戻し方です。
   真ん中のピンを引きます。

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19、先端のツメを穴の中に入れます。
   爪が引っかかっていると簡単に折れます。
   また経年劣化してもよく折れます。
   1個数十円~100円程度で購入できます。
   またオートバックスなどの量販店でも同じようなサイズのピンを購入できます。
   折れてしまった場合はピンを持っていくと親切な店員さんが探してくれます。

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20、最後に真ん中のピンを押し込めば取り付け完了です。

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21、グリルの取り付けをする時はピンの場所を上からしっかり押さえます。

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22、3で緩めたピンを90°回して固定します。
   あとはウインカーのコネクタをはめます。

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23、最後にグリルの浮きやガタのチェック。
   ウインカーの点灯チェックをして完了です。

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作業をするときは軍手でもいいのですが、やっぱりメカニックグローブが使いやすいしカッコいいです笑。

 グローブもいろいろありますがサンコーはプロも使う定番品。

 女性用もありますよ。

 

 

 

 

ジムニーシエラのホーンをPIAA製に交換(完全版)

<はじめに>
 本ブログに掲載されている写真、および文章の著作権はすべて執筆者である私に帰属します。複製などは言うに及ばず無断での使用は著作権侵害となります。著作権を侵害した場合は当方が定める損害賠償に加えて慰謝料も合わせて請求します。あらかじめご了承ください。なお、執筆などのご依頼がある場合はメールにてご連絡をいただければ対応させていただきます。
 
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ジムニーエスクードを乗り継いではや20年。
4Loがついており、山道でスイッチバックができるオフロードカーって、この2車種しかないんです。
そりゃランクルやレンジやゲレンデやラングラーには乗りたいですが、旧軽規格で作られた林道では、すれ違いやスイッチバックどころか走ることすらままならないことを考えると、上の2車種に絞られるのです。

などと言ったら消極的に聞こえますが、デザインや走行性能を考えても悪くないので、気に入って乗っているのですけどね。
そんなクルマたちを買ってしばらくして気が付いたのはホーンが壊れること。
 

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水や雪が入りやすい道を好んで走るので仕方ないといえば仕方ないのですが、ひどいときは年1で交換。
これはあまりにも、ということで社外品に交換しても同じ状態。
仕方ないか、と思っていた時に出会ったのがPIAAのスポーツホーン。
この商品、ラッパにダストガードがついているのです。
はじめは「入った水が出にくいのでは」と半信半疑だったのですが、実際につけてみるとこれが壊れない。
どれくらい壊れないかというと、今のエスクードについているのもので9年、35万キロほど走っています。
だからこのPIAAのスポーツホーンには絶大な信頼を置いているのです。

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ということで新たに買ったジムニーシエラもこのPIAAのスポーツホーンに交換します。
もちろん自腹購入、ステマでもなんでもありません。
とはいえメリットがあればデメリットもあるのが世の常。
このホーンにもデメリットがあります。
それはサイズ。

 

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とにかく大きいのです。
厚みは純正の約3倍。 

 

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正面から見ると約1.5倍ほどの大きさがあります。 

この大きさ故に純正位置はもちろん、エンジンルーム内に収めるには苦労するのです。
しかもこのホーンは2個セット。
ジムニー純正は1個なのでかなり大変です。

 

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と言っていても仕方ないのでエンジンルームをじっくり観察し、いい場所を見つけたので取り付け用のステーを作ります。 

ちょいちょいっと図面のようなものを書きまして、アルミ板を加工していきます。

 

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2mm厚のアルミ板を切り出して、穴開けて、曲げてできたのがこんなパーツ。
普通に工場でワンオフ製作したら4~5000円はすると思います。

 

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で短いほうに背中合わせになるようにホーンを固定し、ラジエター右側にあるネジ穴に長いステーを固定すると、ホーンの取り付けは完了です。
ちなみにこのネジ穴、軽ジムニーではインタークーラーが固定される場所なのですが、シエラの場合遊んでいるのです。

 

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ホーンの取り付け位置が決まったので配線を行います。 

シングルホーンがダブルになるため要求電力は高くなります。
そのまま使うとヒューズ切れなどトラブルの原因となるのでリレーで作動させるようにします。
使うのはMITSUBAのホーンハーネスセット、ホンダ用です。
なぜホンダ用かというと、純正ホーンのコネクタがホンダと共通なのです。
だから純正配線を切ったりせず、カプラーオンで接続可能となるのです。

 

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配線がいっぱいあるとそれだけで嫌になる人もいるかもしれませんが、ホーンはかなり単純です。 

下段左から1番目がリレー本体。
2番目がリレーに入るコネクタです。
しかしこのハーネスセット大きな問題があります。
コネクタの配線を説明すると、左からアース(水/茶・保護あり)、純正ホーン接続(水/茶・保護あり・アースと同じコルゲートチューブで保護)、バッテリー(保護なし)、社外ホーン接続(保護あり)。
間違いは3つ。
まずアースは黒色です。
つぎにアースとホーン配線(+)は同じコルゲートチューブ内ではいけません。
もし配線がむき出しになり接触するとショートし、純正のヒューズが飛びます。
さらにバッテリー配線に保護をしていないのは言語道断。
車両火災の原因となります。

 

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ということで〇アース配線を黒色に差し替え、〇社外ホーンと純正ホーンの配線をコルゲートチューブで保護し、〇バッテリー配線もコルゲートチューブに入れます。 

これで自分以外の人間が触っても事故の危険がありません。

 

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 次に2つのPIAAホーンからアース線がそれぞれ出ているのですが、このアース線についている端子を切り落とし、一つのクワ型端子にまとめます。 

これで作業効率がぐっとあがります。

 

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次にリレーの固定位置です。

これは配線作業をする前に決めましょう。

今回はバッテリー前側の純正ヒューズボックスのボルトに共締めします。

 

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リレー位置を決めたらリレーからのホーン配線を ホーンに接続します。

このホーン配線はかなり長めにしてあります。
この長いまま束ねるひと(車部品の量販店でもたまにやっています)がいますが、これはいけません。
このリレー配線はプラスの電気が流れます。
それが切れてボディーに当たるとショートします。
そこで配線はできる限り短く、が基本となります。
今回もホーン位置に合わせて配線をカットし、平型端子を新たにつけてホーンに接続しました。

 

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このホーンの配線もホーンギリギリまでコルゲートやスパイラルチューブを巻いて保護しておきます。 

とくに今回の場合はアルミのステーに触れる場所に配線しているので必ずおこないます。

 

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リレーから純正ホーン配線は先に書いた通りカプラーオンで接続できます。 

このためにこのホーンハーネスセットを買ったといっても過言ではありません。
もちろんこの配線もしっかりと保護しておきます。
純正ホーンの配線をみるとコネクタギリギリまで保護されています。
その理由を考えるとホーン配線がむき出しというのはありえません。

 

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そろそろ作業も大詰めです。 

リレーからのアース、さらにPIAAホーンからのアースをボディアースに落とします。
場所はバッテリー左前の純正アースポイント。
アースはできる限り純正ポイントを利用するのがおススメです。
ホーンやオーディオなどなど電装系のトラブルのほとんどは アース不良です。
「ボディの塗装を剥いで」などとよく取説に書かれていますが、純正ポイントと共締めするほうがトラブルを防げるのです。

 

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最後にバッテリーにプラス配線を接続し、ヒューズを入れて完成となります。 

バッテリー線は先のリレーからの位置でちょうどよかったのでカットせずにそもまま接続しました。
またヒューズボックスはバッテリー横にタイラップで固定しておきます。
テストでホーンを鳴らすと無事になったので作業完了です。

 

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作業の終わったエンジンルームですが、改造した雰囲気はありません。
エアクリーナーやパイピングなど目立つものはさておき、ホーン程度だとあまり目立たせることはしないのが私の好みです。
ましてやぐちゃぐちゃの配線だとディーラーやプロに見られた時に「あーあ」と思われてしまいます。
と、いろいろ書きましたがホーン配線はDIY作業のなかでも初歩。
とはいえ今回のようにしっかりやると満足度も高いです。
いちど、ベテランのかたと一緒にトライしてはいかがでしょう?

 

ホーン本体はこちら。
ハーネスはこれがいいです。
お好みで保護用コルゲートチューブも。

JB74WジムニーシエラにIPFのLEDフォグバルブを装着!

<はじめに>

 

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さて。

クルマを変えたら最初に交換するのは「タイヤ&ホイール」「マフラー」というのが王道です。

が、私最初にやったのはフォグランプバルブの交換。

実用性と安全性を考えるとどうしてもフォグを使えるものにしたかったのです。

というのも純正バルブのハロゲン色は白色よりもマシとはいえ、悪天候時には暗くて使い物にならないのです。
雨や霧、雪などの悪天候時にはイエローで照らすと飛躍的に視認性が向上します。
また私は土日に運転する場合にはヘッドライトをオンにするのですが、車高の高いジムニーのヘッドライトでは前方車両のミラーに映り込みまぶしくしてしまいます。
その場合はフォグランプをデイライトとして点灯するのですが、デイライトなので白色が望ましくなります。
そんなイエローとホワイトを両方点灯したいという要望をかなえるのがIPFの「50DFLB」なのです。

ちなみにこのバルブ、私が購入したのちにモデルチェンジし「F50DFLB」となっています。
通称Fシリーズですね。

基本的な性能は同一ですが、イエローがより濃くなっています。

通常色を濃くすると照度がおちるのですが、そうなっていないのはさすがIPFです。
 
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このバルブの特徴はイエローとホワイトを両方点灯できること。
同一バルブで2色の光を出せるのはLEDバルブならでは。
純正バルブと置き換えるだけなので純正のフォグランプのスイッチを使えるのもポイントです。
 

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バルブは純正ハロゲンバルブと交換するだけですが、気をつけなければいけないのがドライバーユニットの取り付け位置。
というのも(LEDバルブーユニットーコネクタ)が一体となっているため、フレーム側にユニットを取り付けると、バンパーを外す際にバルブ本体を外す必要がでてくるのです。
これ、ただでさえ繊細なLEDチップがむき出しで地面に当たるのは非常によろしくないのですね。
困りました。
 
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そこでバンパー裏をチェックするとここにいい場所をみつけました。
それはフォグランプのステー部分。
バルブからの距離も近いので配線にストレスをかけにくい。
またバンパー着脱の際に必要となるコネクタの抜き差しもやりやすい。
さらに水やエンジンの熱の影響も少なくすみます。
そこでここにユニットを固定するためにこんな金具を1.5tのアルミ板を加工してつくってみました。

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この板をフォグランプ本体を固定しているネジに共締めします。
金具の切り欠きは回転防止のためで、フォグランプのステーにある凸部にぴったりフィットします。

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バルブを交換し、ドライバーユニットをタイラップで固定すると完成です。
アルミ板は放熱板としても作用するので、長時間フォグを点灯しても熱の影響を抑えることが可能です。
あとはバンパーとグリルをもどすだけ。
なかなかスマートに装着できたのではないでしょうか。

機能的な説明はIPFのHPを見ていただくとして、照らし方の説明などを紹介する動画を作ってみました。
街中から悪天候までをカバーできるLEDバルブ。
ジムニーにベストなパーツだと思います。

新型ジムニーシエラ納車。

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クルマのはなしです。
実は久しぶりにクルマを購入しました。

選んだのは2018年に20年ぶりにフルモデルチェンジをした新型ジムニー
ジムニーには軽規格の「ジムニー」と普通自動車枠の「ジムニーシエラ」があります。
私が購入したのはタイトル通りジムニーシエラのほう。

長距離移動が多いので普通車ののほうが使い勝手がいいのと、
このジムニーシエラのために新開発したというエンジンに興味があったので。
1500㏄のK15B型エンジンは50年近いジムニーの歴史のなかでも初の100馬力超え。
軽とはエンジンやオーバーフェンダー、アクスルほどの違いしかない軽い車体とあいまって、トルクフルに走れることを期待したのです。

久しぶりに新車を購入しました。


このジムニー、発売当初から大人気となっており、納車待ちは1~1.5年ともいわれています。
実はこの状態になることを予測しており、7月の予約受付と同時にディーラーに電話を入れて予約を受け付けてもらいました。
それでもクルマが届いたのは10月末。
他のクルマであればあり得ない待ち時間ですが、他に選択肢がないので仕方がありません。


スクエアなボディは本格4WDの伝統的なデザインです。



新車が発表される場合、どのメーカーでも発表日の前にメディア向けの撮影会が行われます。
このジムニージムニーシエラも某所で事前撮影会&説明会が行われました。
私もその会場に仕事で行っており、スズキの開発陣の方々から説明を聞くことができました。
デザインや機能の特徴なども興味深かったのですが、もっとも印象に残ったのは
「歴代のジムニーで行けていた場所は新型でも行けなければダメなんです」
という言葉でした。
ジムニーは趣味のクルマという存在だけでなく、警察や消防、郵便、漁師、林業など様々な分野のプロフェッショナルが道具として使っている側面があります。
そのプロたちが納得できる悪路走破性を新型でも追及したのです。

 
モデルチェンジをすることで日常の快適性や燃費、流行りのデザインを採用することで「その車が本来もつ存在意義」が薄まることは珍しくありません。
もちろんそれはクルマをもっと売るためには必要なことなのですが、この新型ジムニーに関しては先代よりも悪路走破性を向上させるという、ともすれば時代に逆行するような開発が行われました。

その道具としての機能を突き詰めた結果、歴代の中でも最も完成度の高いクルマが生まれ、大ヒットとなったのです。


カスタムもやっていきましょう。
 
というわけで、めでたく我が家にやってきた新型ジムニーシエラ
せっかくなので私らしいカスタムやパーツ開発をやっていくつもりです。
これからはジムニーネタも交じりますのでよろしくお願いします。