新型ジムニーシエラ納車。
クルマのはなしです。
実は久しぶりにクルマを購入しました。
選んだのは2018年に20年ぶりにフルモデルチェンジをした新型ジムニー。
ジムニーには軽規格の「ジムニー」と普通自動車枠の「ジムニーシエラ」があります。
私が購入したのはタイトル通りジムニーシエラのほう。
長距離移動が多いので普通車ののほうが使い勝手がいいのと、
このジムニーシエラのために新開発したというエンジンに興味があったので。
1500㏄のK15B型エンジンは50年近いジムニーの歴史のなかでも初の100馬力超え。
軽とはエンジンやオーバーフェンダー、アクスルほどの違いしかない軽い車体とあいまって、トルクフルに走れることを期待したのです。
このジムニー、発売当初から大人気となっており、納車待ちは1~1.5年ともいわれています。
実はこの状態になることを予測しており、7月の予約受付と同時にディーラーに電話を入れて予約を受け付けてもらいました。
それでもクルマが届いたのは10月末。
他のクルマであればあり得ない待ち時間ですが、他に選択肢がないので仕方がありません。
新車が発表される場合、どのメーカーでも発表日の前にメディア向けの撮影会が行われます。
このジムニー&ジムニーシエラも某所で事前撮影会&説明会が行われました。
私もその会場に仕事で行っており、スズキの開発陣の方々から説明を聞くことができました。
デザインや機能の特徴なども興味深かったのですが、もっとも印象に残ったのは
「歴代のジムニーで行けていた場所は新型でも行けなければダメなんです」
という言葉でした。
ジムニーは趣味のクルマという存在だけでなく、警察や消防、郵便、漁師、林業など様々な分野のプロフェッショナルが道具として使っている側面があります。
そのプロたちが納得できる悪路走破性を新型でも追及したのです。
その道具としての機能を突き詰めた結果、歴代の中でも最も完成度の高いクルマが生まれ、大ヒットとなったのです。